時代はスマートウォッチよりスマートバンド!wena wrist proが便利でかっこいい

われはウェナリストなり ガジェット

どうも【寝るときは真っ暗が好き】ヤマトです。

かれこれ2年近く wena というスマートウォッチ(正しくはスマートバンド)を愛用しています。

そろそろこれについて記事書こうかな、、なんて思っていたトコロのメンテナンス中に破損があり、修理に出しておりました。

その彼が無事に帰ってきましたので、その部分も含めて紹介しようと思います。

好きすぎるのか、ずいぶんと長い記事になってしまいましたがお付き合いいただけると嬉しいです。

見た目は普通の時計

正式名称をwena wrist pro(ウェナリストプロ)と言います。

あのSony が出してる製品ですが、知名度はあまりないかも。

でも実はあなたの知らないところで隠れウェナー(僕はウェナリストユーザーを勝手にそう呼んでいる笑)がいるかもしれません。

だって、見た目は普通の時計ですから(ドヤ)

機能面を簡単に言うと、時計部分ではなくバンド部分にガジェット機能をもたしてある製品です。

愛用の時計のバンドをコレに入れ替えてスマートウォッチにできちゃうというのが売りですね

それと同時に時計が普通の盤面なので誰もスマートウォッチと思いませんが、実はスマートウォッチってところが最高にクールですね。

僕はもともとスマートウォッチにしたい時計があったというよりは、この写真のWenaとBEAMSがコラボして出している時計のデザインが気に入って購入しました。

盤面はレトロさもあり、オフホワイトの背面と黒のボディがよく合います。時計のシルエット自体は少し大きめなこともあり、きれいめでもストリートスタイルでも合わせやすいのがお気に入りポイントです。

ちなみにぼくはMacとiphone持ちでApple製品は好きなのですがアップルウォッチだけは未来感が強くて身につけるにはちょっと抵抗ありなんですよね(´ε` )

そんな方にもおすすめだと思います。

なお僕が所持しているのはブラックですが、他にシルバー色がありますので、そちらを選べばビジネススタイルにも合わすことができます。

余談ですが、このwena は2代目(Pro)で、ディスプレイのない1代目(無印)もありますが、完全上位互換なので今選ぶならProがオススメです。

また、他に兄弟機として運動するのに適した設計のwena wrist active があります。そちらは脈拍計がついたのと素材が樹脂であること以外は基本的は同じような構造です。

ではここからはwenaの良し悪しを紹介していきます。

誰にも気づかれること無く密かに通知を確認

まず最初の特徴としては、通知機能ですね。

通常は盤面のディスプレイに表示させるものが多いですが、これはバンド部分に機能がありますので、周りから見てチェックしているのがわかりずらいというのがあります。

通知方法としては、バイブレーション、フルカラーLED、有機ELデイスプレイの3つの機能で通知してくれます。

ひとつずつみていきましょう。

バイブレーション

スマホでの通知や着信をバイブでお知らせです。

バイブレーションの強さは強/中/弱と3段階あって任意に設定できますが、強と中は強すぎてバイブの振動音が普通に聞こえてしまうので、個人的には弱一択かなと。

ちなみにこれが発売初期は中のー段階しかなくって、着信時に腕が何かに触れていると大きめの音が出るので、スマホのバイブがきたら腕をすかさず持ち上げていました。

バイブは振動のパターンが数種類用意されており、通知の種類ごとに変えられます。

ブブブと小刻みのものや、ブーブーブーと長めのものなど「振動無し」を含めて6種類あります。

「そのパターンを何回流すか」も設定可能(4回まで)なので、これを組み合わせると5×4で最大20パターンで区別が可能です。

この機能があれば、ラインだったらすぐ見るとか、インスタの通知なら放っておくとかそうゆうレベルの判断がノールックで可能なのでけっこう便利です。 

まぁ僕はお馬鹿さんでそこまで覚えられないんで、5,6パターンが現実的なとこだとは思いますが;

以下は振動パターンの設定画面です。

フルカラーLED

腕に装着したウェナリストプロにグリーンのLEDが点灯している
接続時はグリーン

こちらもバイブのパターン設定と同様の機能ですが、通知ごとに色を設定して、その色で判断するというものです。

通知や接続時などに文字表示と同時にLEDが点灯/点滅します。

このLEDは全部で7色発光することが可能で、バイブと同じく通知ごとに設定ができます。

振動とこれを組み合わせれば20×7で140パターンの、、、(しつこい)

個人的には、この色で通知の種類を瞬時に判断してることが多いですね。(前述のバイブは補助)

色で見て余裕があれば後述するディスプレイ読むって感じ

有機ELディスプレイ

腕に装着したウェナリストプロに通知が表示されている

最大2行で、通知の内容を文字を流す形で最大で30文字まで表示してくれます。

このディスプレイ、昼間の明るさ程度の場所でなら手元でまっすぐ直視しないと読めない程度になっています。

目線を少し落とす程度にしてさりげなく確認すれば、たとえば不毛な論議をしている会議中なんかでも真面目に参加してる風を装いながら通知をチェックができます。

ただしさりげなく30文字を読み切ろうと思ったら少し慣れがいります笑

なお、この表示に関しては、列数(1か2)と流れる文字の量(短・中・長)は自分で変更できます。

以下、専用アプリの設定画面。

とまぁこのように、さりげなくチェックはお得意なのですが、逆に言うとどれだけ時間をかけても30文字しか読めないので通知の中身すべてをwenaだけではチェックできないってことですね。

あくまでもスマホの補助的存在ですね。

ちなみにこのディズプレイは通知が来たときと、側面についている物理ボタンを押すときに表示されますが、

手首を返すとそれを検知して自動で表示させることのできる機能があります

最初はすげーなーと思って使っていたのですが

図しないところで表示されてしまうことがたびたびあり、他人に見られるリスクが増えたのでやめました。

機能が最低限であるがゆえバッテリー長持ち

紹介したように、表示させられる情報がかなり限定的であるため、消費電力も少なく、カタログ値で約1週間程度もつようになっています。

実際使ってみた肌感でいっても、そこに偽り無しって感じで大体それくらいもってました。1週間で一度の充電で済むのは本当に楽でいいです。

2年ほど使ってきて多少バッテリーもへたっているようで、今ではおおよそ5日くらい持つぐらいに落ち込みました。

なおバッテリー残量はディスプレイにパーセンテージで表示されるので管理は容易いです。

20%以下を切ると通知がくる機能もあります。

右上にはBluetoothのマークがありますが、いまスマホとつながっているのかどうかがわかります。

その下は歩数計です。

デスクワークのときは絶対に外したくなる

3つの手段を用いて通知してくれるウェナですが、ときにその存在が邪魔で、ええい、うっとおしい!と放り投げたくなるときがあります。

それは主にパソコン作業などのデスクワーク時なのですが、理由をいくつか。

通常のバンドより厚みがあるのでキーボードにがんがん当たる

このサイズにしてここまでの機能を備えたのはSonyの企業努力の結晶だとは思うのですが、本体部分は通常のバックルより厚みと長さがあります。

これがキーボードの打鍵時にがんがん当たるのです

これは通常の金属バンドでも同様かもしれませんが、こちとらけっこう高価なガジェットです。

なるべく傷は付けたくないのです。キーボードは樹脂でむしろそっちが傷ついちゃいすしね。

あと、ボディが金属製のラップトップだと最悪です。会社のPCはいいけど私物の大事なMacbook君に傷をつけるわけにゃいきません。オイ

バイブレーションがうるさい

①を見ていただければ想像に難くないと思いますが、手首が机やキーボードに触れている状態で通知が来ると、バイブレーションがとてもやかましいです。

置いていたスマホが思ったより大きい音で振動してびっくりした経験、みんなあるよね?

あれです。

スマホとはちょっと違い高めの振動音となるなので、バイブレーターが弱でもけっこうな音がします。まわりにひとがいたら目立ちます

絶対に外しておきましょう。

外しているときは置き時計代わりになる

上記でもお見せしましたが、本体となるバックル部分が長く、通常の金属バンドでできるコレができません↓


その代わり、バンドのコマ数によっては置き時計のような状態にできます(手首の太さでコマ数は変わるので場合によってはできないかも知れません。)

置き時計としては少し寝すぎかもしれませんが、わきに置いておいてみるにはちょうどいい高さです。

むしろ完全に寝ているときより見やすいのでは、、と思っておりますので個人的にはプラス要素と捉えています。

問題なのが、これを置いていたときの通知ですね。

そうなんですよね。結局うるさいんで、外すときはペアリング接続を切っておかないといけないと思うのが普通ですが、大丈夫なんです。

実はアップデートされたバージョンでは、1分以上動きがないとバイブしなくなる機能が備わりました。

これは神機能ですね。再び動きを検知すれば元通り動作するようになります。

ただし、置いてからバイブがOFFになるまでの1分は、、、通知がないことを祈りましょう

番外編 重さ

デスクワークで外したくなるのは、やっぱり普通の時計より重いのもあるのかな。。

と、この記事を書くまでは思っていました。

ですが実際に量ってみると142gでした。

これは腕時計としては一般的な重さで、むしろ腕時計としては心地の良い重さらしく。

ただの先入観でしたね。

おサイフ機能がある

バンド部分にFeliCaを搭載してあり、各種電子マネーの使用が可能です。

Edy、iD、Quickpayなどか使用可能です。Edyに関しては、残高をディスプレイに表示させられるので管理が非常に楽です。

この電子マネー機能は僕がwenaの購入を決めた理由のひとつでもあります。

僕のiPhone SE(初代)には、おサイフ機能がありません。

いままではクレジットカードについている電子マネーを使っていたんですが、アブラサスの薄いサイフではサイフ越しに反応してくれないので、わざわざサイフからカードを出してかざしていました。

めんどいし、クールじゃないですよね、しかもサイフもっていかないと行けないし。

というわけでワンアクションでできるこちらの機能をフル活用しています。

ただし、こちらの電子マネー難点が二点あります。。

難点①かざすポーズがちょっとアレ

ひとつめは、なかなか悩ましい問題なのですが

かざすときの所作(ポーズ)が、そこはかとなくダサい。。

イメージです

いかんせん本体がバンドなので、かざすときに手の甲を上にしたまま手首を水平にしなければいけないのですが、だいたいどこのお店も電子マネーの機械って肘よりも下にあるんですよね

そうするとどうなるかっていうと

こんな感じになります\(^o^)/

アップルウォッチとかは時計の盤面側を当てるので自然な感じ(?)がでそうなんですがね

しかも、見た目が普通の時計だけに、店員さんからちょっと変わった目で見られるような気がして、毎回かざすたびにちょっと勇気がいります(だいぶ慣れました☆)

あと、ランニングのときに付けられらばサイフやスマホをもたないときの電子マネーとして活用ができるのですが、金属バンドなのでちょっときついですね。

そっち方面はwena wrist active に任せましょう。

難点その②iPhoneユーザーの力がいる

電子マネーは専用アプリ「おサイフリンク」を使用して設定をするのですが、これがクセモノでして、なんとiOSにしか対応していません。

ただし、初期設定のみ行えばAndroid でも関係なく利用可能となっているので

対処法として初期設定のみiOSユーザに端末を借りて行えばオッケーです。

公式サイトでもその場合の詳細が書いてありますので参考にしてください。

スマホとwenaで相互に紛失管理ができる

これは個人的にはかな〜り感激しているのですが、このwena自体をトラッカーアイテムとしてmamorioアプリに認識させることができるのです。

「スマホとペアリングしてるんだから不要では?」

そう思ったあなた、違うんです。

スマホを置き忘れたら、【接続が切れました】とwenaに通知がきます

これでスマホを置き忘れたことがわかります。スマホへのトラッキング機能です。

ではwenaをテーブルの上にでも置きっぱなしにしたらどうでしょう?

通常、wenaとスマホが離れてもスマホ側に通知はきません

でも、mamorio登録をしておけば、mamorioがwenaを監視してくれて、接続が切れたことをお知らせしてくれるんですね〜

この機能によりスマホとの連携は完璧なものとなりました。

前述しましたが、wenaを外したくなる場面けっこうあるんですよね。これで安心です。

個人的に欲しかった機能

物理ボタンか腕の動きに連動して、他のアプリを動かせる機能があれば良いと思いました。

主にやりたかったのはスマホでの音楽アプリの操作で、僕が使用しているコンパクトイヤホン EARIN M-2CARD20 は小さいがためにイヤホン側での操作がちょっと面倒なんですよね。

送り/戻しくらいはできるとよかったかな。

時計とバンドは工具なしで分離できる

この時計は時計本体とバンド部の接続が通常の貫通ピンではなく、指で取り外しが可能なワンタッチ式になっています。

これにより手軽に時計本体の交換ができ、製品のコンセプトを楽しみやすくなっています。

バンド部と本体の分離
時計本体のピン受け側
バンド部のワンタッチ式軸
バンド部のワンタッチ式軸を側面から見た写真

僕は入れ替えられる時計本体を他に持っていないので、あまり時計本体を外さないのですが汚れてきたときのメンテナンス(主に清掃)時に重宝しておりました。

で、ここからは冒頭の修理のハナシ

使用してから1年が経ったころ、ひさびさにメンテナンスしようと時計部を外そうとしたところ、

ガチッと爪がスカを食らう音がして、、、よく見てみると

ピン折れた\(^o^)/

一瞬焦ったが、このエンドピースのみを外して交換すれば余裕だろう、と思い、とりあえず分解しようと思ったら

時計本体から外れないやないか〜い

根本近くでピンが折れてるのでうまくずらせません(´;ω;`)

ということでメーカー修理となりました。

購入から1年は保証があるので、保証期間内であれば無償修理できたかもしれませんが、この頃はちょうど1年をすぎた頃でしたので、有償対応となり、結果¥6,000くらいかかった覚えがあります。

まぁエンドパーツだけでも定価で¥3,500くらいするので修理費込でもそんなに高くはないように思いますが、いま覚えば潤滑剤を使って頑張れば自分で外せたかもしれません。

慌てていると思いつかないもんですね。

結局、何が原因かは(メーカーもわからなかったようなので)教えてはもらえなかったので、摩耗なのか、設計ミスなのか、しばらく動かさなかったことによる固着なのかわからなかった。

今後はもう少し定期メンテしようと思います。

まとめ

  • 機能は少なめだが電池残量をあまり気にしなくてすむ
  • 従来の腕時計としての形が好きなひとにおすすめ
  • デスクワークが多い人は扱いに注意

以上、長々と気になる機能や点を紹介していきましたがいかがだったでしょうか。

古きを重んじつつも少し未来感をナメナメしたい人にはいい製品だと思います。

扱いかたも少し注意しないといけないけど、その分愛着もわくってもんです。

あとは、なるべく長く使いたいんでバッテリーへたってきたときに交換とかまで対応できたら最高ですね。

自分で替えられないので、サポートがいつまでも継続してもらえるといいなぁ

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