どうも【きのこよりたけのこ】ヤマトです。
僕は以前デスクをDIYで作成して置いているのですが、そこに合うイスで気に入るものがなくてずっと探していました。
エグゼクティブチェアーのようなゴツいのは置きたくないが
かといって、おしゃれさに全振りしたデザインのイスもイヤ
できればコンパクトで黒の革で車輪付きのいいものがないか?
シンプルなものって、ごまかしが効かないからなんですかね、あんまりいいのが見つかりません。
で、悩むこと2年。
ついに見合うイスを見つけたのですが、なんとデザイナーズ家具でけっこうお高め(´・ω・`)
イスとしては正直かなり高級で、この条件ではもうお金を出す以外に方法はないかと迷っていたときに、お気に入りのインテリアショップRignaさんでセールをやっていたので、これは天の導きと思い購入してしまいましたw
シンプル イズ ビューティフル

というわけで購入したのがこちら、METROCSのMC231
見た目の話でいくと、無駄な装飾がほとんどない、ザ・シンプルです。安っぽさも派手な高級感もなく、ほどよい感じ。
組み立て済みの製品なので出してそのまま使えました。
機能としては【①自在車輪で移動する】【②イスが回転する】【③座面を高さ調整】です。
ひとつずつ紹介しようと思います。
おしゃれ自在車輪

このイスのもっともデザイン的なところといっていいかもしれません。
車輪が球体のデザインになっており、軸が水平から少し傾いています。
車輪の軸が傾いているのはデザインなのか機能性重視なのかはわかりませんが、動きはかなりなめらかです。
タイヤに当たる部分は、樹脂のようなゴムのような素材です。
フローリングの上で動かしても、音が少なくていいです。カーペットの上では動きが少し重たいですが、これはまぁどんなタイヤでも同様でしょう。
欠点としては、その素材のせいでチリがくっつきやすく、かつ黒なので、汚れてるように見えやすいです。こまめに掃除しましょうw
でも車輪に空洞がないので、そこにホコリがたまらないのがなかなかいいです(以下、車輪にほこりがたまる例)

イスが回転する
まあ、デスクチェアなら当たり前の機能ですね。
普通にストレスなく回転します。申し分ないです。
よく勢いつけてコーヒーカップよろしく遊ぶことがあると思いますが、そこまで慣性でぐるぐるはまわらないですw
あと、詳しくは後述しますが、高さ調整を回転させて行うので、回り続けるとイスの高さが変わります。コーヒーカップできませんw
でも1回転くらいで高さは変わらないようになっているので、この仕様が通常使用に問題になることはありません。
座面の高さが調整できる

前述しましたが、こちらはイスを回転させることで高さを変えるアジャスターボルト式です。
手間はかかりますが、高さ変える必要はほとんど無い上に油圧式やガス式に比べて寿命が長いので気に入っている点です。
構造がシンプルなもののほうが壊れてもメンテナンスしやすいですしね。
高さは39〜55cmで変えられます。
ただし気をつけないといけないのが、範囲の最大か最小で使用するときです。
上面から見て時計回りが縮める方なので、最小の39cmで使用すると、右回転ができなくなります。
最大の55cmは、ボルトがすっぽ抜ける可能性があります。(取説では55cmより上げるなと警告されてます。)
普通に使用される範囲は40〜50cmだと思うんで問題ないように設計されてますが、極端な用途で使用する場合は注意が必要でしょうね。
座り心地

素材は本革でできており、肌触りがいい感じです。
長く使うことを前提にして購入しているので、これは嬉しいポイントです。
座面はクッションが効いていますが、やや固めです。クッションはけっこう厚みがありそうなので、へたれにくそうです。
背もたれの角度がけっこうきつめで、座面からの距離も短いので、普通に座るだけで背もたれが当たります。深く座り込むことができないので、長く座っていると疲れますね。リラックスした姿勢もとれません。
できれば背もたれの傾きがもう少し大きいか、チルト機能があればもっとポイント高かったんでぐけどね〜
コンパクトチェアなので、長い作業をするには向いていませんね。
デスクとの相性

僕のデスクは無垢のパイン材の天板に金属の足で、ここに革が入って素材のバランスがよくなりました。色も黒が程よく入っていい感じかなと。
肘置きが無いので、デスクの天板に使えることもなくストレス無く中に仕舞えます。
背もたれの高さが低いため圧迫感も感じないのでワンルームには最適です。
さいごに

長いこと悩んでいましたが、おおむね満足のできる買い物でした。
実は他の候補にこれと似たようなイスで、天童木工の剣持勇デザインのビンテージチェアがあったんですが、中古品しか選択肢がない上、あちらは合皮だったので悩んでこちらにしました。
今でもあっちの方はどうだったんだろうかと思うときがありますが、買ったからには末永く愛用しようと思います。