インテリアの邪魔にならない自作の懸垂バーをイレクターパイプで設置しました。

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どうも【牛タンは塩で。】ヤマトです。

コロナのせいでジム行けない、、つらたん、、、

なんて人、めっっちゃいますよね。家で筋トレ、したいですよね。

まぁぼくはコロナ関係なしジムに行くのが面倒くさすぎて、家でやりたいんですけど。

でも、家にそんなの置くスペースないんです。。(´;ω;`)

インテリア的にもかっこよさを感じないし。

というわけで、懸垂バーにみえないソレ、つくっちゃいました!

廊下の上に設置

懸垂バーの設置完成図
完成図

パッと見、筋トレ器具には見えせんよね。まぁ、何に使うのかもわからないでしょうけど。

もともとここに洗濯物干すようの突っ張りをつけてて、筋トレしてないとき物干しに使えてちょうどいいなと思ったのが始まりです。

うちの玄関に続く廊下になるんですけど、トイレが途中にあり、片側はその扉の柱を利用することで強度を出す作戦でした。もう片側は流行りの2X4材をつっぱりで立てれるアイテムを使っています。

使ったもの

PINK FLAG ピラーブラケット
懸垂バーに使用した材料の一覧

こちらは2X4材のアジャスターブラケットです。2X4材を【突っ張り棒】にするアイテムですね。

いまではラブリコやディアウォール、ウォリストなど、ホームセンターで類似品がたくさん販売されていますが、このピラーブラケットはその先駆けです。

これは価格も高く、ホームセンターでは売っていませんが、これが一番かっこいいと思っているのでこだわって用意しました。

2x4材 2690mm(2740mmをカットしたもの)

僕の部屋の天井高は2430mmくらいあるので、ピラーブラケット分50mmを差し引いたサイズをホームセンターでカットしてもらいました。

木材ですし、自分で切ることもできなくはないですけど、ホームセンターのカットサービス代はとっても良心的なので使うべきでしょう。

この長さになると、ものによってはかなり反っているものもあるので、なるべくまっすぐなものを選んで買いました。

さらに木材はホームセンターの加工室を利用して、溝を彫りました。こちらは後述します。

矢崎 イレクター φ28 900mmをカット→720mm

こちらはパイプを組み合わせていろいろな形状のもを組み立てる製品でおなじみにイレクターのパイプです。もともと別の用途で使用していたものを流用しましたが、太さや色合いなど結果的にしっくりきてます。色はメタリックタイプのシルバーです。

太さはφ32やφ42もあります。

いろんな長さが売られているので設置する場所に合わせて選択しやい商品です。

カットに関して後述を参照。

φ28イレクターパイプ用アウターキャップ
パイプカッターでパイプを切断

上記のイレクターパイプのエンドにつけるキャップです。

外側にかぶせるタイプのものですが、今回はこれを加工してトイレ側の受けとして使用しました。

筒状のものを切るための道具です。ホームセンターに売っています。イレクターパイプをカットするために使用します。

ホームセンターに金属加工のサービスや、加工室の利用ができるところであればそれで解決ですが、今回はもともとあったものを流用したのでこれでカットしました。

こちらも気合いと時間があれば手ノコでも切ることは可能だとは思いますが、断面がガタガタになるしすごく時間かかるので全くおすすめはしませんw っていうか僕はきれいに切れる自信がないw

DIYしているとけっこう出番あるので、そんな高いものでもないですし買っておいても損はないですね。

エストラマーシート 3×30×300
エストラマーシート

こちらは、木材と床の間にクッションとしていれるために用意しました。

ただのゴム板も考えましたが、床に突っ張って長時間にわたって設置するので、部屋を出ていくことになったとき固着しているとマズイのでこちらにしました。

電動ドリル

穴を空けるために使用します。僕は自前のボッシュのかわい〜ミニタイプのものを使用しましたが、ホームセンターのレンタル工具って手もありますね。

多用途に使えるタイプの接着剤。そんなに接着力はいらないので多用途なら何でもいいと思います。

HOW TO

木材に掘った溝
ボール盤で溝を彫っている
ボール盤で溝を彫りました

上の写真は木材加工の完成図ですが、中心にポールを差し込む穴と、そのポールが通る溝を彫りました。

でも、ポールが通る溝は結果的に不要でしたww(理由は後述】

中心の穴は、当然ですがバーをつける地上高さに。さらに幅方向もだいたいですが中心に。

ホームセンターにある加工室のボール盤もしくは電動ドリルを使用して、パイプより少しだけ大きい穴になるようにドリルを選定して、さきほど印を付けたところを中心として彫りました。このとき、貫通させるのではなく木材の半分程度にとどめます

溝の掘り方の図

溝に関しては、いちおうやった手順を説明しますと、画像の赤丸の位置に同じドリルで、中心の穴からずらしてさっきより少し浅めに彫りまして、すると写真の青矢印の位置に山形の形状が残るので、のこぎりやナイフを使って削り取りました。(いらないのに頑張って説明用の画像作っちゃいましたw)

キャップにドリルで穴をあける

次に、イレクターパイプのキャップの中心に穴をあけます。太さは3mmくらいでいいです。ビスで壁にとめる用の下穴です。

キャップを削り取る

さらに、キャップの上部を、周方向に150°くらいの範囲で円筒を切り取りました。ハサミやカッターを駆使してやりました。

これはパイプ装着時の通り道です。180°すなわち半分けずってしまうとぶら下がったときにパイプがずり落ちてしまう可能性があるし、狭すぎるとパイプが通らないしで、少しずつ調整しながら削りました。

エストラマーシートを木材の端に接着剤でつけます。

反対側にピラーブラケットを装着します。

トイレ側にの壁にキャップをネジで取り付けるのですが、壁紙の上からネジ止めしてしまうと壁紙に穴が空いて原状復帰のときにごまかせないので、写真のように穴を空ける位置の壁紙を3方切り取ってめくり、戻すときに壁紙で穴を隠せるようにしました。

で、キャップを取り付けます。ドアの周り(赤い範囲あたり)に下地がはいっているので、そこにネジを利かしました。

さらにドアの枠が床から伸びている(青)ので、それに支えてもらえるよう位置を決めて体重に耐えられるようにしてあります。

反対側にピラーブラケットでテンションをかけて柱を立てます。

ポールを写真の順番ではめます。

はじめはこれができないと思ってたんで(キャップの削り取りも考えていなかった)

さきほどの無駄な加工作業をやってました。

完成です。

使い心地

僕は体重60kg弱ですが、体重をかけても落下の気配は全くないですねえ。

想像よりかなり安定しています。パイプがしなるようなこともないです。

ただ調子に乗って前後方向に体を振ったりすると、2×4の柱が前後に動いてしまい、ちょい危険です。こっちは上下につっぱているだけなので、やはり前後の動きにはヨワヨワですね。

なんか対策して前後にも動かないようにも考えていたのですが、なんとなく使っているうちに筋力がついてきたせいか、余裕を持ってしっかり上下に懸垂できるようになったのでそのままにしてありますw

設置場所のせいですが、掴む位置を肩幅以上に開いてのトレーニングができないのが難点ですかね。

まあでも貧弱な僕ができるトレーニング程度ではこれで十分です。

ピラーブラケットが少しお高めなので、費用的には格安の器具を買うのとそこまでの利点はありませんが、そうゆう場合はピラーブラケットを他のアイテムに変えたらもう少し安くあがると思います。

個人的には不要になったらすぐバラして片付けられるし、かんたんに処分できそうなところが気に入っています。使っていないときは洗濯物が干せますしね!w

現場からは以上です。よかったら参考にしてみてください。


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